今回はブルボンの健康ブランドWINGRAM(ウィングラム)シリーズ、プロテインバーのレビュー記事です。プロテインバー【チョコレートクッキー】・プロテインバー PRO【アーモンドクッキー】を実食しました。
毎日プロテインバーを食べている、筋トレ歴9年のわたくしkuyがレビューいたします。
評価は以下の7項目。★5つで評価していきます。
- 固さ(柔らかければ5)
- 甘さ(甘ければ5)
- 味の美味しさ
- 名前に対する再現度
- ボロボロしやすさ(ボロボロしにくいと5)
- パサつき(パサつかなければ5)
- 食べ応え満足度
現在42種類のプロテインバーを実際に購入し、上記の項目をもとに比較検証しています。
パウダーのプロテインとは違い、持ち歩きもラクで手軽に食べられるプロテインバー。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
アルフォートやルマンドなどのお菓子でお馴染み、ブルボンのプロテインバー。高く信頼のおけるブランドのため期待感は高めです。
したがって、ランニングや水泳などでダイエットをされている方にもオススメです。
ではご紹介させていただきます。
- 筋トレ歴9年の会社員
- BIG3…220kg→497.5kg
- 21箇所のジム利用経験あり
ブルボン WINGRAM(ウィングラム)プロテインバーの評価一覧表
いきなりですが、結論からいきます。評価は以下の通りです。
商品名 | WINGRAM プロテインバー【チョコレートクッキー】 | WINGRAM プロテインバー PRO【アーモンドクッキー】 |
固さ(柔らかければ5) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) |
甘さ(甘ければ5) | (3 / 5.0) | (2 / 5.0) |
味の美味しさ | (4 / 5.0) | (3 / 5.0) |
名前に対する再現度 | (3 / 5.0) | (2 / 5.0) |
ボロボロしやすさ(ボロボロしにくいと5) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) |
パサつき(パサつかなければ5) | (2 / 5.0) | (1 / 5.0) |
食べ応え満足度 | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) |
栄養成分も比較してみましょう。
商品名 | WINGRAM プロテインバー【チョコレートクッキー】 | WINGRAM プロテインバー PRO【アーモンドクッキー】 |
栄養成分表示 | 1本(40g)当たり | 1本(40g)当たり |
エネルギー | 187kcal | 188kcal |
たんぱく質 | 10.4g | 15.9g |
脂質 | 9.1g | 9.0g |
炭水化物 | 16.7g(糖質15.1g、食物繊維1.6g) | 11.3g(糖質10.4g、食物繊維0.9g) |
食塩相当量 | 0.2g | 0.4g |
カルシウム | 227mg | 227mg |
鉄 | 2.3mg | 2.3mg |
ビタミンA | 70~450μg | 80~470μg |
ビタミンB₁ | 0.40mg | 0.52mg |
ビタミンB₂ | 0.47mg | 0.65mg |
ビタミンB₆ | 0.43mg | 0.50mg |
ビタミンB₁₂ | 0.6~1.7μg | 1.0μg |
ナイアシン | 4.3mg | 8.8mg |
葉酸 | 35~185μg | 40~220μg |
パントテン酸 | 2.8mg | 3.4mg |
ビタミンD | 2.7μg | 2.8μg |
ビタミンE | 4.1mg | 6.3mg |
パラチノース | 2.1g | 1.9g |
中鎖脂肪酸 | 1.1g | – |
注目は、共通して入っているパラチノース、チョコレートクッキーだけに入っているMCTオイル。
一体どんな成分なの?
それぞれ簡単に説明しておきます。
パラチノースとは砂糖由来の糖質のこと
パラチノースとは砂糖由来の糖質のこと。はちみつに微量に含まれており、ブドウ糖と果糖からなる天然の二糖類として知られています。
砂糖と同じ4kcal/gのエネルギーのある糖質でありながら、血糖、インスリンの急激な変化が起きないことから、リスクの低い糖質エネルギー源として、「ミルミル」(ヤクルト)、「スローバー」(ブルボン)、「ハイカロゼリー」(キユーピー)、「インスロー」(明治)、「グルコパル」(ネスレ)、「レナプラス」(三和化学研究所)、「ディムベスト」(味の素)、「ゲーターレード ラン」(サントリー)、最近では「スポーツようかん」(井村屋)等々、医療・健康分野の食品で広く使用されている。
引用:糖尿病ネットワーク
長時間かけて穏やかに吸収するため、特に持久系のスポーツで効果を期待できる成分です。
MCTオイルとは中鎖脂肪酸油のこと
MCTオイルとは中鎖脂肪酸油のこと。MCT(中鎖脂肪酸)は、ココナッツやパームフルーツなどのヤシ科植物の種子に含まれる植物成分。母乳や牛乳などにも含まれています。
100%中鎖脂肪酸で作られたオイルが、MCTオイル(中鎖脂肪酸油)というわけです。
脂肪酸を「長さ」によって分類すると、キャノーラ油、オリーブオイルやラードなどの一般的な油脂のほとんどに含まれる「長鎖脂肪酸」と、その約半分の長さの「中鎖脂肪酸」があります。
引用:MCTサロン
半分だからこそ、一般的な油脂とは性質に大きな違いが出てくるのです。
中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸に比べて長さが短いため、水になじみやすい特長をもちます。
引用:MCTサロン
消化・吸収後の経路が異なるため、MCTは、一般的な油に比べて、約4倍も速く分解され、短時間でエネルギーになることが特長です。
油なので過剰摂取すると太るので注意が必要です。また、胃痛・腹痛・下痢の症状が出ることがあります。
MCTオイルの一日の目安量は、「1日あたり摂取量(g)=体重(kg)÷2」となっています。出典:VALX
- 体重60kgの場合は30g
- 体重70kgの場合は35g
- 体重80kgの場合は40g
となりますので、過剰摂取は注意しましょう。
どちらの成分も、マラソンやトライアスロン、水泳などの持久系の選手にはとても嬉しい成分です。
では、それぞれの詳しいレビューを見ていきましょう。
ブルボン WINGRAM プロテインバー【チョコレートクッキー】のレビュー
まずはプロテインバー【チョコレートクッキー】からです。
コンビニやドラッグストアで購入した時を想定し、常温で食べました。
基本成分はこちらです。
原材料名 | 大豆たんぱく(国内製造)、砂糖、ショートニング、小麦粉、パラチノース、小麦たんぱく、大豆パフ、ココアパウダー、植物油脂、MCT(中鎖脂肪酸油)、カカオマス、液卵黄(卵を含む)、全粉乳、乳糖、水飴、食物繊維(イヌリン)、食塩 / ソルビトール、卵殻未焼成Ca(卵由来)、グリセリン、乳化剤(大豆由来)、トレハロース、炭酸Ca、香料(乳由来)、V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、ピロリン酸第二鉄、V.B₁、V.B₂、V.B₆、V.A、葉酸、V.D、V.B₁₂ |
栄養成分表示 | 1本(40g)当たり |
エネルギー | 187kcal |
たんぱく質 | 10.4g |
脂質 | 9.1g |
炭水化物 | 16.7g(糖質15.1g、食物繊維1.6g) |
食塩相当量 | 0.2g |
カルシウム | 227mg |
鉄 | 2.3mg |
ビタミンA | 70~450μg |
ビタミンB₁ | 0.40mg |
ビタミンB₂ | 0.47mg |
ビタミンB₆ | 0.43mg |
ビタミンB₁₂ | 0.6~1.7μg |
ナイアシン | 4.3mg |
葉酸 | 35~185μg |
パントテン酸 | 2.8mg |
ビタミンD | 2.7μg |
ビタミンE | 4.1mg |
パラチノース | 2.1g |
中鎖脂肪酸 | 1.1g |
アレルギー物質 | 乳・卵・小麦・大豆 |
たんぱく質は10.4gとプロテインバーとしては少なめ。
MCTオイル(中鎖脂肪酸油)、パラチノースに加え、10種のビタミン・カルシウム・鉄などの栄養素も配合されているため、バランスの良いプロテインバーとして重宝します。
開封すると、しっとりしてそうな見た目。
他のプロテインバーと比較すると小柄で軽い印象です。(内容量:40g)
裏面はまるでクッキーのような質感。
カントリーマアムのココア味に似た香りがします。
視覚的にも、大豆パフとチョコチップがところどころに見えているため甘そうです。
では実食!固くも柔らかくもなく、素材としてはモロい部分もある。そんな食感です。
口に入れて噛んだ瞬間に、水が欲しくなるパサつき感。ボソボソとしています。
味は大豆の味が強め。ソイチョコ味とでも言いましょうか。
しかし次第に大豆パフとチョコチップの食感に辿り着くと、一転して美味しくなります。
ブルボンプチシリーズのチョコチップと脳内で一致しました。
さすが人気お菓子メーカーのブルボンだけあって、使われているチョコは美味しいです。
大豆パフのほうは、「サクッ」とクセになる食感。「プチッ」というぐらいの勢い。※ダジャレではありません
プロテインバー全体としてはモロく崩れやすいので注意が必要です。
名前に「クッキー」と入っていますが、「ベイクドチョコレート」というほうが適している気がします。
食感はややマイナスですが、味は美味しい。全体の感想としては普通です。しかし普通以上の成分に魅力を感じる1本。
特に持久系の運動をする方にオススメです。習慣的に摂ると効果が高まる傾向にあるようです。
固さ(柔らかければ5) | (3 / 5.0) |
甘さ(甘ければ5) | (3 / 5.0) |
味の美味しさ | (4 / 5.0) |
名前に対する再現度 | (3 / 5.0) |
ボロボロしやすさ(ボロボロしにくいと5) | (3 / 5.0) |
パサつき(パサつかなければ5) | (2 / 5.0) |
食べ応え満足度 | (4 / 5.0) |
参考小売価格は税込143円となっています。※執筆時点での価格
- 栄養バランスの高いプロテインバーがいい
- 持久系の運動をしている
- チョコレート好き
- ビタミンB群・鉄分も一緒に摂りたい
ブルボン WINGRAM プロテインバー PRO【アーモンドクッキー】のレビュー
続きまして、プロテインバー PRO【アーモンドクッキー】です。
コンビニやドラッグストアで購入した時を想定し、常温で食べました。
基本成分はこちらです。
原材料名 | 大豆たんぱく(国内製造)、ショートニング、砂糖、小麦たんぱく、大豆パフ、パラチノース、ファットスプレッド(乳成分を含む)、アーモンドペースト、アーモンド、液卵黄(卵を含む)、水飴、食塩、バター / ソルビトール、グリセリン、卵殻未焼成Ca(卵由来)、乳化剤(大豆由来)、トレハロース、炭酸Ca、香料(乳・アーモンド由来)、V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、ピロリン酸第二鉄、V.B₁、V.B₂、V.B₆、V.A、葉酸、着色料(アナトー)、V.D、V.B₁₂ |
栄養成分表示 | 1本(40g)当たり |
エネルギー | 188kcal |
たんぱく質 | 15.9g |
脂質 | 9.0g |
炭水化物 | 11.3g(糖質10.4g、食物繊維0.9g) |
食塩相当量 | 0.4g |
カルシウム | 227mg |
鉄 | 2.3mg |
ビタミンA | 80~470μg |
ビタミンB₁ | 0.52mg |
ビタミンB₂ | 0.65mg |
ビタミンB₆ | 0.50mg |
ビタミンB₁₂ | 1.0μg |
ナイアシン | 8.8mg |
葉酸 | 40~220μg |
パントテン酸 | 3.4mg |
ビタミンD | 2.8μg |
ビタミンE | 6.3mg |
パラチノース | 1.9g |
アレルギー物質 | 乳・卵・小麦・アーモンド・大豆 |
たんぱく質含有量は15.9gと標準的です。
チョコレートクッキーとは異なり、MCTオイルは入ってません。
見た目はチョコレートクッキーと同じく小さめのフォルム。
こちらも裏面はクッキーのような質感です。
香りは大豆感が強め。カロリーメイトのプレーン味にも似た香りです。
大豆パフとアーモンドが入っているのが見えます。
では実食です。こちらも口に入れて噛んだ瞬間に「水をくれ~」と思わずSOSを発信したくなるパサつきが襲います。
僅差ではありますが、チョコレートクッキーよりもパサつきは強め。どこかスコーンにも似た感覚も味わえます。
味は大豆が強く、アーモンドもほのかに奥のほうに感じます。「うん、確かに奥にアーモンドいるね」とよ~く味わえばわかる程度。
「ベイクドソイバー」ではないかというくらい大豆の主張が強いです。
個人的には良くも悪くもダイエット色が強いかな、と感じる味。
単純な味で言えばチョコレートクッキーに軍配が上がります。※チョコ好きな個人の感想です
とはいえ、高たんぱく質という点においてはアーモンドクッキーが上です。
運動前のエネルギー補給として、ストックがあると便利でしょう。
固さ(柔らかければ5) | (3 / 5.0) |
甘さ(甘ければ5) | (2 / 5.0) |
味の美味しさ | (3 / 5.0) |
名前に対する再現度 | (2 / 5.0) |
ボロボロしやすさ(ボロボロしにくいと5) | (3 / 5.0) |
パサつき(パサつかなければ5) | (1 / 5.0) |
食べ応え満足度 | (4 / 5.0) |
参考小売価格は税込154円となっています。※執筆時点での価格
- 効率よくたんぱく質を摂りたい
- 持久系の運動をしている
- ビタミンB群・鉄分も一緒に摂りたい
- ソイ・きなこ味が好き
【まとめ】ブルボン WINGRAMのプロテインバーは持久系スポーツに役立つ唯一無二の優れもの!
今回はブルボンの健康ブランドWINGRAMシリーズ、プロテインバー【チョコレートクッキー】・プロテインバー PRO【アーモンドクッキー】のレビューでした。
毎日プロテインバーを食べているkuyの評価は以下の通りです。
商品名 | WINGRAM プロテインバー【チョコレートクッキー】 | WINGRAM プロテインバー PRO【アーモンドクッキー】 |
固さ(柔らかければ5) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) |
甘さ(甘ければ5) | (3 / 5.0) | (2 / 5.0) |
味の美味しさ | (4 / 5.0) | (3 / 5.0) |
名前に対する再現度 | (3 / 5.0) | (2 / 5.0) |
ボロボロしやすさ(ボロボロしにくいと5) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) |
パサつき(パサつかなければ5) | (2 / 5.0) | (1 / 5.0) |
食べ応え満足度 | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) |
どちらのプロテインバーにも「パラチノース」が、チョコレートクッキーには「MCTオイル」が入っている貴重なプロテインバーです。
- 味重視ならチョコレートクッキー
- たんぱく質含有量を重視ならアーモンドクッキー
食べる時には忘れずに水分も用意することをオススメします。
持久系の運動前や置き換えダイエットなどで活躍が期待できるプロテインバー、ぜひ一度ご賞味ください。
コメント