ジムを使うにあたってのマナーが知りたい!
この記事では、ジムでよく見かけるマナー違反を紹介します。
ジムを利用する1人1人がマナーを守ることで快適にトレーニングができます。
「マナーを知らないがゆえに迷惑行為をしていた」なんてことのないように、筋トレ初心者さんはここで確認しておきましょう。
- 筋トレ歴9年の会社員
- BIG3…220kg→497.5kg
- 21箇所のジム利用経験あり
ジムには暗黙のルール・マナーが存在する
ジムを利用する際には、ルールとマナーを守ることが必須です。
ジムによってルールが異なるので、初めて行くジムでは必ずスタッフに確認しましょう。
また、ルールやマナーとしては記載されていませんが、暗黙のルール的なものが存在します。自分としては大丈夫だと思っていても、知らないうちに周囲に迷惑をかけているかもしれません。
それだけは避けたい…。
現在21箇所のジムに通ったことのある私が、どのジムでも見かけるマナー違反をまとめたので、ぜひご一読ください。
【迷惑行為】ジムでのマナー違反13選
ジムでありがちなマナー違反は以下のとおりです。
- 大声や音による騒音
- 器具・ダンベルなどを乱暴に扱う
- スマホをいじる
- 独占・占領
- 使用後にマシンやバーを拭かない
- 使用後に重量やベンチ台などを戻さない
- アドバイスしてくる
- トレーニング中に話しかけてくる
- 裸足でウロウロする
- 上半身脱いじゃう
- 撮影禁止なのに撮ってる
- 通路で集団で周りに配慮なく喋る
- ジロジロ見てくる
①大声や音による騒音
大声を出す
大声を出してトレーニングをする人がいます。
こんなに頑張ってるぜ!みんな見て!
という勘違いからと思われます。コロナ禍で大声は特に問題視されていました。
多少は仕方ないですが、トップ選手でも大声は抑えられるので気をつけましょう。
大きな音を出す
ダンベルや器具を乱暴に扱うことによる不快音を出す人のことです。
【例1】パワーラックでセーフティーバーを「ガシャン!」と音を立てて扱う行為。
「ベテランだから扱いには慣れてるぜ!」という勘違いからと思われます。
ビックリして集中力が途切れる(ケガに繋がる)こともあるので、なるべく静かにお願いします。
【例2】ゆっくり置けるのにわざと大きい音を立てて置く行為。
「こんなに重い重量でやってるぜ!みんな見て!」という勘違いからと思われます。
ベンチプレス100kgくらい挙げられそうなのに、20kgのバーだけで大きな音を立てて戻す人もいます。
正直、音が本当にストレス…。
場合によってはスタッフや他のトレーニーに注意されます。
個人的に静かに置けないのは、限界時のデッドリフトぐらいかなと思います。
②器具・ダンベルなどを乱暴に扱う
前述した“大きな音を出す”と共通しますが、モノの寿命を縮める使い方のことです。
- ラバー製のプレートがエグれている
- 重量固定式のダンベルでもネジが緩みやすくなっている
これはおそらく落下の衝撃とその衝撃によるゆがみによるもの。
大切に使っていたらこうはならないはずです。
ボディビルダーの横川尚隆選手も、自身のYouTube動画でこのことについて言及しています。
基本的なことなので、感謝の気持ちを持って扱いましょう。
③スマホをいじる
インターバル中の長時間のスマホいじり
毎回しっかり追い込んで、短時間で次のセットを行い、3セット程度で切り上げるなら大丈夫だと思います。
「筋トレの記録をスマホにメモしてるのかな?」ぐらいにしか思いません。
それがインターバル5分以上、5セット以上となると「まだあいつやってんのかよ」という冷たい視線を浴びることになります。
限られた時間でジムに来ている人にとって迷惑ですのでやめましょう。
脚トレのマシンで鍛えながらスマホいじり
レッグプレスでよく見かけますが、鍛えながらスマホをいじるのはタチが悪いです。この場合も滞在時間が長い傾向があります。
何しに来てるんだい?鍛えに来てるんじゃないの?
自己中心的な行為は、周囲に迷惑となるのでやめましょう。
ジムスペースで通話
基本的にジム内での通話は禁止されています。
通話は通話可能スペースでしましょう。
④独占・占領
一台しかないベンチプレスやパワーラックで30分以上独占
自分のトレーニングに夢中になりすぎて、周りが見えてないのはNGです。
ベンチプレスやパワーラックはトレーニーに人気です。
明らかに誰もいなければOKです。
そこじゃなくてもできる種目
これも独占の一種です。
例えば、フラットベンチとアジャスタブルベンチ(背もたれの角度が変えられるベンチ台のこと)が各1台ずつあるとしましょう。
そこでアジャスタブルベンチで、フラットなダンベルプレスをやってる人がいました。
もしかしたら、インクライン(背もたれを斜めにした状態のこと)で使いたいトレーニーが他にいるかもしれません。
つまり、そこじゃなくてもできる種目をすることで「そこじゃないとできない種目」ができない人が出てきます。
その種目を行うのに適切な場所なのか、考えてから利用しましょう。
わからなければスタッフに聞きましょう。
一箇所に私物を置いて他のマシンへ行く
本当に他に誰もいない or もう一台同じマシンがずっと空いてる状態ならギリギリOKです。
でも、いつ他の人が来るかはわからないので基本はNGです。
⑤使用後にマシンやバーを拭かない
使い終わったらシートやバー、グリップなど触れたところは備え付けのタオルやペーパータオルで拭くのがジムのルール。
単発でうっかり忘れるだけならまだマシですが、毎回拭かない・そもそも拭く気がない人はアウトです。
⑥使用後に重量やベンチ台などを戻さない
使ったら使いっぱなしはNG。次に使う人にとって迷惑です。
- マシンであれば一番軽い重量に戻す
- バーベルに取り付けたプレートは戻す
- アジャスタブルベンチはフラットに戻す
忘れずに元に戻しましょう。
⑦アドバイスしてくる
ありがた迷惑です。さまざまな意見があったり、そのアドバイスが間違っていることもあるからです。
本当に親切で適切なアドバイスであっても、不快に感じる人もいます。
また、自己流でやっていたり、マニアックな種目を調べた上で「自己責任で」行なっています。
まずは挨拶からで、だんだん仲良くなってからがベターでしょう。
⑧トレーニング中に話しかけてくる
限られた時間でジムに来ている人もいるので、その人の貴重な時間を奪うのはNGです。
どうしても話したい場合は、せめてインターバル中にしましょう。体が冷えてくるので話が長いのもNGです。
⑨裸足でウロウロする
その足で更衣室もうウロウロし、トイレのスリッパも裸足で履いちゃう人はアウトです。
裸足禁止にしているジムもあります。禁止事項に書いていなくても、不快に感じる人はたくさんいます。
基本的には靴下を履いて、裸足になる場合はその箇所をよく拭きましょう。
裏を返せば、拭けないぐらいあちこち歩くのは控えましょう。
⑩上半身脱いじゃう
ほとんど見たことないですが、人が少ないときに出現する可能性があります。
胸までめくりあげてパンプ具合を確認するのもアウトです。
⑪撮影禁止なのに撮影してる
結構多いです。あれ?いいんだっけ?ってなります。
撮影する場合はスタッフに確認しましょう。
⑫通路で集団で周りに配慮なく喋る
スタジオレッスン仲間の主婦に多いです。
話が盛り上がってうるさくなりがちですし、トレーニングをしている人の集中力を奪います。
周囲には気を配りましょう。
⑬ジロジロと見てくる
やたら目が合う or 視線を感じる人、結構います。
重量を張り合ってるの?それともストーカー?どちらにせよ、ジロジロ見られるのは気持ちが悪いですし迷惑です。
高重量を扱うようになると、重量チェッカー(何kgなのか数える人のこと)も現れます。
何kgか気になるのかもしれませんが、周りをウロウロされると気が散るのでやめましょう。
番外編|セーフティーバーを使わない
マナーというか危ないですし、命に関わります。
潰れたら周りに迷惑がかかるので必ずセットしましょう。
【まとめ】マナーを守って快適にジムを利用しよう!
ジムを利用するときはマナーを守り、常に不快に感じる人がいないか配慮しましょう。
もしも不意に違反してしまっていて注意されたら、素直に受け入れて謝りましょう。
ムッとしている人もいますが、大人げないし周りは不快です。
反対にマナー違反を見つけて注意したくなっても、穏便に、優しい言い方にしましょう。
マナーが悪い人が多いと、別のジムの利用を検討するようにもなります。まともな人が抜け、マナーの悪い人が残り続けるので、余計に質の悪いジムになっていってしまいます。
健全なジム利用を心掛けましょう。
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